台風15号のこと。
9月9日深夜。
千葉県を台風15号が襲い、
館山の実家が被災しました。
父は、幸い無事でした。
地震か?と父は思ったほどに家が揺れ、激しい突風が吹きすさんでいたようです。
朝起きてみたら、二階の屋根が飛んで空が見えていたそう。
近くの空き地に屋根がぐちゃぐちゃになって落ちていました。トタンは、手を切りそうなほどに鋭利に折れ曲り、たくさんの釘が飛び出していて。軍手なしには作業できませんでした。
もし、これが近所の家屋を襲っていたら。
もし、人の上に落ちていたら。
考えただけでゾッとしたのでした。。。
他への被害がなかったことが、不幸中の幸いとしかいいようがありません。
近所のみなさんが、片付け処分を手伝ってくださいました。本当にありがたいことでした。
結局、被害としては、屋根が飛んで台所エリアなど天井が落ちて使えなくなり、瓦がたくさん外れたり、昔、農機具を置いてた小屋が潰れたり、何本も木が倒れたり、、、などなど。
大正時代、関東大震災のあとに建てられ、その後改築繰り返してきた実家には、たくさんの想い出も、今ではいらないものもぎゅうぎゅうにつまっていて。瓦礫をかたづけたあとは、家の中のものの大量の片付けにとりかかっています。ゴミ袋何袋か数えられないほどです。
そして片付けと同時に、
罹災証明申請したり、家の修理のことを業者さんに相談したり、本当にやることはたくさんですが、父、姉達と相談しながら取り組めています。
これほど、三姉妹の存在が心強いとおもったことはありません。亡くなった母も守ってくれているのを感じます。
春くらいには、穏やかな日常をおくれるといいな。
屋根が飛んで、雨ざらしになった二階に、おばあちゃんが飾ってたキューピーちゃんがスックと立ってた。
揺るがない瞳に、どこか、励まされるような。
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