絵本で感じた成長
娘が通っている塾では、読書感想文の宿題がある。娘は、家にある絵本をあさり、ひぃひぃいいながら取り組んでいる。
わたしは小学生のとき、
図書館にいって本を借りて読みまくっていたので、わたしの子供もそうなるものとばかり思っていたが、、、笑
別人格で、全然図書館で本を自主的に借りてこない。。。
たまに借りたとしても、漫画みたいな本を読んでいるようだ。いや、漫画はわたしも大好きなので否定するつもりはないけれど、
自分は名作という名作を端から読み漁っていたので、ぜひ名作に親しんで欲しいとつい期待してしまっていたため、まったく読まない様子に以前はすごくムカムカイライラしてしまっていた。
図書館でかりてこーい!と怒ったことも何度もある。が!そんなこといったらますます借りてくるわけもない。
そんな無駄なやりとりにも疲れるわけで。
あの子の人生だもん、、、と深呼吸して自分の気持ちをおさめ、やりすごす最近に至ったのでした笑。
そしてつい先日の宿題では、
百万回生きた猫という絵本を選び読書感想文を書いていた。
娘が小さな頃、大人も泣ける絵本として雑誌かなにかで紹介されてたので自分が読みたくて買った絵本だ。
まだ小さかった娘に読んであげても、なんの反応も示さなかったことを覚えている。
あの頃、死ぬ とか怖いとおもって、この本嫌いだった。
と、10歳の娘から、小さかった娘の心の声をあらためてきいて驚いた。ほうほう、そうだったんだね。。。
そしていま、
10歳の娘は、彼女なりにしっかりと感想を書いていた。
悔いのないように生き抜きたいと。
そうかあ、
小さな時は死ぬの怖い絵本、と思ったけど、作者からのメッセージを受け取り自分の気持ちを表現できるようになったんだねえ。
成長を見守るということがなかなかできずに日々怒ったりイライラしてばかりでここまできてしまったけれど、やっと、、、
成長を見守るということの実感をもてた気がする。
この数年、子育て心理学講座などを受講してきても、じぶんごととして実践できてなかったけど、自分自身のこころの持ち方をほんのすこし変えてみるだけで、見えてくるものや感じ方って変わるんだな。。。
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